数の概念の基礎① 太田ステージStageⅢ-1その④ 京都 ことば音楽療法

数の概念の課題で1から10までの数を唱える(数唱)があります。
数唱と数字の読みを練習する際に、五十玉や数字カードを用います。
指で玉を動かして数えてきます。
 この五十玉は大きいので、対面で生徒さんと一緒に玉を動かすことができます。
最初はできない生徒さんも一緒に玉を動かしていくことで数えることができていきます。
玉を1個ずつ左方へ動かして1,2,3~10と数唱させます。
 次に数字カードを見せて玉を動かします。1の数字カードでは「1,1,1・・」と言いながら玉を1個ずつ5段分動かします。玉を戻す際は「1戻す」と言いながら玉を戻していきます。2の数字からは「1,2」と1個ずつ数えず、「2」と言いながら2個の玉を一度に動かします。玉の数の見当をつけて数えさせます。5の数からは「5のときは5の残る」と補数も言わせます。
 玉を数える際は、言葉歌も用います。目で玉と数字カードを見て、指で玉を動かし、言葉歌を聴きながら、歌いながら、数えていきます。